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Reformation

企業・組織変革

企業の状況と目的に適した形態に変形する

組織の形態は想定するビジネス環境下で、目的達成のために最もパフォーマンスが発揮されるような形状を設計する戦略の一部です。
環境や経営目標が変わるとそれに応じて形態も最適化する必要があります。
パンデミック以降の不確実な市況下において、企業が硬直化・機能不全化・コスト効率悪化するリスクを軽減して、柔軟性と機動性を高めるための形態に変形するための支援を行ないます。

〈 実績例 〉
  • 特殊プロジェクト特化型チームの設置
  • 機能型組織からミッション型組織への変更
  • 主要機能の国内本社から海外拠点への配置転換
  • 契約スキームの変更による人件費の変動費化

事例 1

コロナ禍において、機能型組織からミッション型組織に変革 (2020-21)

お客様が抱えていた課題:
コロナ禍の変化の激しい環境下にも関わらず、平常を想定した機能型組織形態によって、会社が機能不全に陥っていた。
ex) コストと実動の差が極端に激しい、キーパーソンがバーンアウト、最重要ミッションをこなせる人がいない
提案したソリューション / サービス内容
既存の組織形態に囚われない、ミッションベースで業務を行う部門「TaskForce」を新設、中心から徐々に変革を浸透
1.機能している・していない箇所を特定 (約3週間)
従業員自らのアピールではなく、経営状況に対する本質的な貢献度合いから、従業員のパフォーマンス・ポテンシャルを含めた特徴を分析。
2.環境変化と事業の方向性から組織の機能要件を定義 (約6週間)
既存の事業やオペレーションの枠に囚われない、ミッションベースで抽象度の高い業務をスピーディーかつ高いコミットメントでの遂行が期待される部門を新設。
3.具体的な変革後の姿や変革のアプローチを決める (約6週間)
具体的に新組織の枠組みに人を当てはめ、シミュレーションをしながらコミュニケーションシナリオやリスク対策を準備。
4.実行 (約2ヶ月)
組織変革のキーパーソンを早期に巻き込み、変革の趣旨や期待値を伝える。 全社に対し、変革の背景となる思想とともに、変革の具体案を示す。 フォローアップを充実させながら新体制に切り替える。

事例 2

固定費を変動費化し、人件費を合理化&効率化 (2021-2022)

お客様が抱えていた課題:
事業環境の変化に対して、職務の変更を望まない人材の人件費が費用として嵩んでいる状態に陥っていた。
提案したソリューション / サービス内容
人材を「タスクベース」と「イシューベース」で選別、各人の特徴と価値観に合わせて順次契約の方向性を整理
1.機能している・していない箇所を特定 (約6週間)
特定業務でパフォーマンスが上がる人材(タスクベース)と、業務内容に影響されない人材(イシューベース)の観点や会社の価値観との親和性から、従業員の潜在的特徴を分類する。
2.環境変化と事業の方向性から組織の機能要件を定義 (約2週間)
人の働きや価値観の特徴から、推奨される契約の方向性を分類し整理。
3.具体的な変革後の姿や変革のアプローチを決める (約4週間)
実行の準備として、新規雇用者との契約のあり方や新しい働き方の考え方を、社内に対し啓蒙。
4.実行 (約2ヶ月)
業務委託ベースの契約スキームや形態切り替えのサポートを充実させる。 安易な正社員雇用をストップ。リモートや海外居住者など、柔軟な働き方ができる環境を整備した。